1999年８月分
99/08/31
--------仕事が終わって、カレーを食べるために銀座へ。私なりの贅沢。
駅では、なんと、あまりの青春18きっぷを使った。都内から都内への移動。改札の駅員に、今からどこ行くのか聞かれた。駅員さん、僕はカレーを食べに行くのですよ。目的の店はバイキング形式。この形式に弱いところがせこい証拠だ。
この店はカレーとしては値段もそこそこするが、その分気合の入った店で、カレーなどは全部店員が盛ってくれる。そのため、バイキングにありがちな飛び散ったりこぼれたりという乱れも皆無。でも、盛りつけてくれるインド人は、ちょっとにしてくれと言ってもてんこ盛り。
そして、店員がずっとついているため、牛肉やえびばっかりをとるという作戦ができない。リッチな話にするつもりだったのに、どんどんせこさが暴かれていく。
99/08/30
--------今日はマラソンのテレビ中継が３つもあった。マラソンファンの父にはたまらない日。
そのうちの１つで、サッサという名前の選手がトップを走っていた。漢字で書くと佐々選手。
何の気になしに｢サッサと走ってるんだ」とつぶやいてしまったところ、父と一字一句違わず、全く同じタイミングでシンクロしてしまった。ただでさえ気の抜ける発言であるのに、シンクロしたことによって虚脱感が何倍にもなった。
佐々選手と会った人は、２つのタイプに分けられると思う。
１つは「いつもサッサと走ってるんですね」と言ってしまうタイプ。
もう１つは、「いつもサッサと走ってるんですね」という言葉を思いつくが、ぐっとこらえて心のうちにしまっておくタイプ。そうこうしているうちに、佐々選手が遅れはじめた。すまない気持ちでいっぱいだ。これからも自分の背負っているものに負けず、頑張っていってほしい。
99/08/29
--------女性読者も少しはいらっしゃることを知りつつ、ウンコ話をやめられない私。
昨日も書いたように、「ウコン」は「ウンコ」と間違えやすい。
だが、おなじ理屈であるはずなのに、「サタン」を「サンタ」と間違える場合はほとんどないと言っていいと思う。これはなぜか。それは、人はウンコが好きだからじゃないだろうか。
好きだから間違ってでも認識してしまう。サンタが好きかと言われても、別に、という感じだ。
それに、本物のサンタには会ったこともないが、本物のウンコには毎日会っている。
サンタは心の中にいるものなのだよ、という説もあるかもしれない。だが、私の心の中にはウンコもいると自信を持って言える。「お前だけだ」という声が心に響く錯覚。
99/08/28
--------エスニック料理などに使われる香辛料、ターメリックはウコンとも呼ばれる。
ご存知の通り、字面からしてウコンとウンコはよく似ている。
そしてウコンは、なんともいえない黄色をしていて、さらにカレーに使われるという点も、その名前と宿命を共にしているようで、不思議な因縁がある。今日テレビで、ウコンのまだ植物の状態のものをはじめて見た。どうも根っこの部分を使うらしい。
根っこという部分でピンと来た方は、かなりのレベルに達していると言えるだろう。そう、ウコンは見た目にもウンコによく似ているのだ。複雑に絡み合うウコンとウンコ。
料理番組ということで、そのことについては誰も指摘していなかったが。
99/08/27
--------8/16で書いた「ウルトラマン調ライター」の店は、惣菜売り場も普通じゃなかった。まず、この手の店で惣菜売り場があるというのが驚きなのだが。
コロッケとかメンチカツの横に、その商品を作ったパートのおばちゃんの名前を書いた札が張ってあるのだ。「正田頼子 作」みたいに。もちろん、コロッケやメンチカツは冷凍ものを揚げたようにしか見えない。でも作。
いや実は、コアなファンには大切な選択要素なのかもしれない。「コロッケ、今井さんのだったら買ってきてちょうだい。林さんのだったらいらないから」とか。
あと、スチロールのトレーと炊飯器が置いてあって、ご飯つめ放題で150円というあまり見かけない売り方をしていた。
99/08/26
--------水タンクの近くに住んでいた。水道局が管理している物で、かなりでかいやつが複数あった。
よく見ると、タンクの上には避雷針みたいなのがついていた。
雷がドカーンと落ちたらいい感じにパカーンと割れそうな感じだ。
実際、ほんとにでかいので、本気でピンチだったかも。住民運動を起こしてみればよかったかもしれない。
まずは 「不法な避雷針と断固闘います！」「水タンクはこの街から出て行け！」とか書いた横断幕を張る。でもほんとは雷が鳴るたびにわくわくしていた私。
99/08/25
--------今日は芸能情報特集としてみる。
・飯島愛のランキングについてしばらく書いていなかったが、ずっと７位を保っていた。しかし、最新の集計では９位にダウン。井上晴美がランクインしてきた影響と思われる。
・アスパラドリンクのコマーシャルに出てくる、外人マッチョじゃない方の男性は、元・若人あきら(現・我修院達也)で正解。
・JUDI AND MARY には、ジュディもマリーもいない。
・ちょっと前のワイドショーで見た、「早過ぎた10カウント ジャッキー佐藤さん急死」という見出しはどうかと思う。
99/08/24
--------テレビで見たんだが、鈴木あみは筋力をつけるために毎日腹筋と腕立てふせを100回ずつやっているそうだ。
これ、100回続けてやってるんだろうか。
私は100回続けて腹筋できる自信はないが、もしできたとしたなら100回終わったその瞬間に吐く自信はある。というか、腹筋にしろ、腕立てにしろ、もし100回続けてやってるんだったら、そのやり方になにか間違っているところがあるような気がする。
私はどうも、鈴木あみに負けたくないようだ。
99/08/23
--------自転車に長い時間乗りつづけていると、尻が痛くなるんだよねという話を友人にした。「ああ、いすに長時間座ってるとおしりの骨が痛くなってくるよね」と友人。
違うのだ。特に折りたたみ自転車は軽量化のためサドルが小さく、細い。そんなサドルにまたがって自転車をこいでいると、肛門の周辺がすれて痛くなってくるのだ。いすに座っているのよりも、コアな痛み。
本当のコアは痛くなっていないので、まだ大丈夫だと思う。
99/08/22
--------名古屋。念のため一応言っておこう、女の人がみんな名古屋弁をしゃべっている。
店員が巫女さんの服装をしている飲み屋に行ってきた。
お通しを出されて、「当店ではお客様は神様ですので、なんなりとお申しつけ下さい」とか言われた。なんというか、レスポンスに困る感じだ。軽く飲み食いして店を出ようとしたら、行列ができていた。オー！マイ フレンズ、アイ ケイム フロム サイタマ。
店員のマニキュアは銀色だったりするので、巫女さんに本格的な思い入れのある人にはおすすめしがたい。
99/08/21
--------淡路島を回って、神戸入り。元町駅近くの公園でこれを書いている。目の前は港。
女の人がみんな関西弁をしゃべっている。もちろん、男性もそうなのだが、それは私にとってはあまりこれと言った意味を持たないようだ。神戸のおいしいものと言えば、神戸牛。
それを意識して、今日の夕食はマクドナルドのハンバーガーにした。輸入牛の気がするが、そこは精神力でカバー。というか、こちらでは今ハンバーガーの半額セールをやっていて、貧乏性の性が働いただけだ。飲み物は牛乳。これもきっと、神戸牛とは関係ないのだろう。
99/08/20
--------神秘珍々ニコニコ園のところに再訪を誓うと書いた。そして先日、行ってきた。
だが、リベンジ失敗だ。本当は写真などもちゃんと撮って、他の公園と同じようなレポートを作るつもりでいた。しかし、１回目に行ったときの衝撃は、２度目の今回も薄れることはなかった。今回は一人だった分、よけいに怖かったというのもある。そうだ、はっきり言って怖いのだ。とてもニコニコなどできない。
例えば、途中で応接室を通過しなくてはならない。その扉を開けて入るというのがすごく嫌だった。さらに、田園の部に行くためには道路を横断しなくてはならないのだが、そこに人がいた。僕は、人に見られることを恐れていた。なにも悪いことをしているわけではないのに、ニコ園という異常な空間にいる私を人に見られることにおびえていたのだ。
結局、道路を渡ることができず引き返してしまったのだが、それが悔しいというわけでもなかった。帰るための理由ができた安堵感の方が強かったと思う。
もう結構だ。敗北者のままだろうが、また行きたいとは思えない。今回改めて打ちのめされたことでよくわかった。
しかし、未見の方にはおすすめしたいところであることには変わりがない。こういう人生の使い方もあるということに衝撃を受けざるを得ないだろう。
さらばニコ園、マイメモリアルパーク。
霊園みたいだ。
99/08/19
--------ハーフダイムを再訪してきた。
今回は、ターザンと宇宙人が迎えてくれた。私が持参した地図を見ていたからか、ターザンに「今日はバイクですか？」と聞かれた。「いや、えーと、そうです」とうろたえつつ答えた私。ごめんよターザン、嘘をついてしまった。本当はバイシクルなのに。
宇宙人はなんだか銀色で、頭にはそれらしい突起物もついていてグー。
でも名乗るときは何と言うのだろう。「ご案内させていただきます宇宙人です」
最高っす。
99/08/18
--------どきどきする芸能人と言えば、太陽とシスコムーンもそうだ。
ガタメキラと言われても、なんと言えばよいか。さあ、言いたいことがあるなら言ってごらん、と挑発されても、うぐぐぐぐ…という感じだ。
そして、宇宙でLa ta ta。言葉にならないよ。ふぐのおすしを口にねじ込まれたようだ。
99/08/17
--------昔、私の中で乙女塾のメンバーを全員言えることが、ステイタスだと感じていたことがあった。乙女塾とかアイドルに特別な興味があったわけではないが、そういう割とどうでもよさそうなことを記憶しているというのがすごい、という感じだった。
桜っ子クラブや制服向上委員会フルメモリーなどもすごい。おにゃん子フルメモリーはそれほどレアではないため、評価は若干下がる。すごいけど、それだけ、というのがすごい。
チェキッ娘の評価はまだ定まっていない。
99/08/16
--------ディスカウントショップめぐりをしてきた。
「ウルトラマン調ライター」。形はウルトラマン調。「調」の部分で著作権もクリアだ。
この店は他にも、「プルーンは体にいいとみのもんたが言ってました」とか、「いつもキューピーのマヨネーズばかり買ってる人にオススメ」とかいうコピーが商品の値札についていた。そういうコピーが、明らかにPOP書きのプロが書いた値札に書いてあるので、やけくそなのかどうかがよくわからない。もう１件回った店では、コンパクトMDに「録再専用」と書いたはりがみ。まぎらわしいからやめた方がいいと思う。
99/08/15
--------先日、新宿のカメラ屋で買い物をしてレジ待ちの間、領収証をもらおうとしている客と店員の会話が聞こえてきた。店員曰く、「上様」では領収書を発行できないとのこと。
全国の上さん、チャンスだ。
「領収証、上様でください」
「お客様、申し訳ありませんが上様以外のお名前でお願いします」
「いや〜、でも私、上様なんですけど」さっと身分証明証を取り出して見せる。
超かっこいいぜ。フロア長を呼ばれたりしたら最高だ。
99/08/14
--------この夏、名古屋に店員が巫女さんの服装をした居酒屋に行く予定があると書いたが、そのことをつい私のことをそれほどくわしく知らない程度の付き合いの人にも話してしまうことがある。そして話の最後に、「一緒に行く奴がなんかそういう制服っていうの？好きみたいでさぁ」と言い訳がましくつける。
すまない、Ｎさん。
墓穴を掘っているだけかもしれない。でも、一応謝っておきたいというのが私の紳士道だ。
99/08/13
--------忍者 服部まこ。
このネタは私のオリジナルではない。昔聞いて、その意味のなさと言葉のリズムがなんてすばらしいんだろうと感動し、人生の節目節目で思い出されてきた、メモリアルワードだ。
だが、今テレビを見たら、久しぶりに服部まこが出ていて「服部真湖」に改名しているではないか。
忍者 服部真湖。
なんか、全然ダメ。
友達を一人なくした感じだ。
99/08/12
--------同僚の女性が「ふたりっ子」で有名になった双子の三倉姉妹に似ていることが発見された。でも、茉奈・佳奈のどちらに似ているのかで大論争。
以上、今日の無益でした。
99/08/11
--------｢シミュレーション」のことを「シュミレーション」と言ってしまう場合がある。
この間違いのすごいところは、小さ目の国語辞典にも「シュミレーション｣のことが「シミュレーション」の誤りとして記載されていることだ。私は竜雷太と雷竜太と、どっちが正しいのかよくわからなくなってしまうことが多い。
99/08/10
--------コラム息切れ in お台場。
マシンを表に出せる環境を整えたので、試してみている。現在、午後６時過ぎ、お台場海浜公園にいる。これを書いたらピッチとつなげてアップする。うまくいくのだろうか。とてもきれいな公園だ。
木陰でチューをする人や、一人で地面に向かって至近距離からモデルガンを撃っている人がいる。多目的な公園だ。私は、砂浜に自転車で突っ込んで、倒れている人だ。
夕日が沈んでいく景色が泣けてくるほどきれい。
99/08/09
--------花火を見に行った。
普段うんこしっこと喜んでいる私のくされ魂にも、夜空にはじけて浮かぶ大きな花火はとてもきれいに写った。私が座っていた場所は、花火が打ち上げられている場所から見ると風下。風が強かったり打ち上げ場所から近かったりしたためか、花火のカスがたくさん降ってくる。結構でかいのもある。
はなびのかす。
はなくそ、とも言える。
99/08/08
--------友人(女子)とカップリングパーティーに行ってきた。お見合いパーティーとかねるとんパーティーとかとも言われるあれだ。目的は各自推察してほしい。
パーティーのおしまいに、今後のパーティーの紹介があった。
まず、セレクション限定パーティー。これまでのパーティーで人気があった女性がたくさん集まるんだそうだ。なんとつっこめばいいのかわからないくらいよくわからない。
そして、秘書・受付嬢限定パーティー。こちらはわかりやすい。別にどういうパーティーがあってもいいとは思うが、パンフレットに星の数ほど載っている今後のパーティーの中から、これを紹介するセンスというのがものすごい。結果は各自推察してほしい。
99/08/07
--------海というのは大磯だったんだが、大磯ロングビーチってビーチじゃなくて、プールじゃないか。笑うなかれ、一緒に行った４人のうち、３人は浜辺だと思っていた。
「ドキッ！女だらけの水泳大会」とか大磯ロングビーチでやってたような気がするけど、あれってどう見てもプールだったよなあと思いながらも浜辺だと信じていた。
目を凝らして見るもポロリなし。
帰りに首都高速を通ってきて、景色がきれいだなあと思い帰りがけに｢首都高バトル」(というゲームソフト)を買ってくる始末。そして３時間くらいしかやらないで中古ソフト屋に売っぱらう始末。
99/08/06
--------ラジオ体操に第３ができるらしい。
これまでの型にとらわれず、もっと自由なもの・チャレンジ精神のあるもの・精神的にも一歩進んだものを取り入れていただきたい。・口を半開きにして適当に走ったりころがったりする運動
・背骨が損傷するまで上体を後にそらす運動
・婦人参政権を政府に激しく求める運動軽やかな音楽とうそくさいくらいの爽やかさは、これまでものを継承していきたい。
99/08/05
--------ずばり、これからは、にせファッションだ。
・ヅラ
・伊達メガネ
・肉じゅばん
・シークレットシューズブラはマシュマロブラだ。
99/08/04
--------麻雀の話なんですが、この間、小四喜をあがったんですよ。
でもそのあと国士無双にふりこんじゃったんですよね。麻雀のわからない人、すいません。
真っ暗なところでへび花火をする。そういう無駄なことをしたと思っていただければ幸いです。
99/08/03
--------テレビ塔にのぼった。
通路に張り巡らされている金網には、網目のひとつひとつに南京錠がびっしりと取りつけられていた。何事かと思ったが、どうもいわゆるおまじないらしく、なかよしラバーズのみなさんがいろいろと願いを込めてくっつけていくらしい。かなりの量があり、景色も見えないほど。でも振り返ると鉄柱に「ちんこ」「ぶっ殺す！」など、定番のらくがき。特に「ぶっ殺す！」は丁寧に記述されていて、言葉の意味から想像される怒りよりも、しっかりした仕事という印象を受けた。だからと言って決して繊細な文字ではなく、線の太さにはっきりとした作者の意思も感じられる。
願いごとを込めた鍵に囲まれて、丁寧に「ぶっ殺す！」と書いた人がいる。
公共のものにらくがきするのはまずいが、気分的には俺はこっちの人の味方だ。なんていうか、その寒さに乾杯。
99/08/02
--------海に行ったりしてしまいました。すいません。
地元のおっさんが、普通の白いブリーフ一丁で浜辺をうろうろしていた。実はスケルトン＆シースルーで流行を取り入れていると解釈していいのか。さらに極端なボディコンでもあるわけで、90年代前半のテイストも織りこまれていると解釈していいのか。
目を手で覆い、でも指の隙間からこっそりみたくなる光景だった。
99/08/01
--------ドリームキャストのシーマンというソフトを買ってきた。コマーシャルでもやっている、ちっともかわいくない魚に話しかけるゲームだ。
私の部屋にはクーラーがついていないが、シーマンに話しかけるときは部屋のドアを閉めてこもる。見ようによってはかなりアレな感じのする行為だと思うからだ。あとは変なビデオを見るときもドアを閉める。暑さなんかには負けない。
生理的感覚を犠牲にしてでも、自分の人権は自分で守るという話。